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4にんでぶろぐ


by jinjinjr

タケオ

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この紙めっちゃきれいじゃない!!!?
何かに使えそう!


それからタケオペーパーショウのサイトで、4月に行われた講演会映像が見れるよ。
GRAPHの北川一成さん、DRAFTの植原亮輔さん、写真家の都築響一さん、ブックディレクターの幅允考さん…
まだupされてないけど、深澤直人さんや原研哉さんも。
なんとも豪華なメンバーが、「紙」をテーマに語ります。

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TAKEO PAPER SHOW 2009 | 言葉のペーパーショウ

…実際に聞きに行きたかったなぁ。
抽選はずれっちまって!ちくしょう!
# by jinjinjr | 2009-05-17 00:40 | tammy

ギリシャ便り

ちょこっとブレイクにギリシャの写真などを。っつってあんまり撮ってないんだけども。
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天気悪かったんだけど一瞬晴れてテンション上がった。
左に見えてるのがかの有名なパルテノン神殿ですよ。
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美術館の所蔵品。古代ギリシャの何か。なかなか可愛らしい。
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最も気に入った彫像。アフロディーテ(愛の女神、ビーナスね)にちょっかいかけて、サンダルで殴られそうなパン(牧畜の神さま)。解説にmake her erotic affair って書いててなんか面白かった。子どもが語源じゃないか。
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イドラ島っていうちっさい島。ギリシャにはほんとたくさんの島があります。
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どこに行っても猫がやたら多くてテンションあがるよ。

いや~夏にぜひとも行きたい。もっと長い間ブラブラしたい!
ミコノス島っていう最近になってアーティストとかに人気の島があるんだけどそこにも行ってみたい。すごくおしゃれならしいよ。ヌーディストビーチとかゲイビーチがあるらしいよ。

今、再訪したい国1位ギリシャです。
# by jinjinjr | 2009-05-14 00:20 | lady
中川です。
投稿を止めかけてしまってすみません。交換日記は溜め込むタイプです。
では、GOー!Go-!GOーーー!(朝方のナチュラルハイ)

パッケージについて「キリン 聞茶」の場合_b0170527_485689.jpg


パッケージデザインは「中身が何であるかを伝えるもの」でーすーがー、ただ単純に中身がわかれば良いというものではなくて、中身を見なくても外に伝える働きをするのだから、それを包む中身の特徴を良く理解した上で、そこから生まれるイメージから商品を引き立てるようなデザインに変えていく必要があると思います。

優れたパッケージの例として、キリンビバレッジから2001年発売の500ml缶ボトルの中国茶飲料「聞茶」を紹介します。
中身はジャスミンティーのような中国風のお茶なのですが、中身のイメージが上手くデザインされていると思います。

例えば、この缶の素材がアルミなので、持った時に「ひんやり」した感じと「かっちり」した固さが手に伝わり、プラスチックのペットボトルよりも「貴重なもの」という印象を受けます。
さらに、ラベルデザインが、中国の伝統的な刺繍を実際に作成したものが使われており、小花をちりばめた白い陶器のようなデザインが、そのアルミ缶という素材と合わさってさらに「高級感」「中国風」というイメージが商品のもつ世界を広げています。

その時点で、すでに私はこの「聞茶」の缶に手をのばしていたのですが、手に取ってみて一番最初に目に入る文字…この商品名である「聞茶」という文字が、書道で書いたようなこれもまた中国を意識した隷書体のような丸くてかわいらしいロゴなのです。

パッケージについて「キリン 聞茶」の場合_b0170527_513635.jpgまた、缶の蓋の印鑑風の「きき」というマークがかわいすぎる…。このパッケージの商品が何であるかをイメージで伝え、そこにあるあらゆる情報がこの商品の世界感で統一されている。
それを発見出来た時、私はニマニマしながらレジに向かうのでした。
この頃から、パッケージが良過ぎることに感動して何度も聞茶を買ってしまうリピーター娘でした。(当時中学生)

このパッケージデザインは消費者にも高い評価を受け、売り上げ等も予想を遥かに上回り、同業他社の製品が高いシェアを持つウーロン茶市場への定着を果たしました。

デザインはそのままで素材がアルミからプラスチックのペットボトルに変わったりした結果、ついに2006年にがらりとパッケージデザインを新しくしてリニューアル発売しましたが、みなさんはどちらがお好み?

パッケージについて「キリン 聞茶」の場合_b0170527_511424.jpg

発売当初のコンセプトが「うまみを聞き、香りを聞く」だったのに対し、リニューアル版のコンセプトは「アロマリフレッシュティー」だそうです。うまみも聞いたし、香りも聞いたよぉ、私は。

デザインそれっぽいけども、他の製品と変わらなくなってしまい、前の魅力は何処?って感じです。
リニューアル版のCMタレントは土屋アンナ。ちなみに発売当初は井上陽水。

私は断然、井上陽水でッ!!!!!


こんだけかわいかった蓋も、普通にグレーのロゴで「KIRIN」です。愛嬌ないです。
正直、懐かしさのあまり、このペットボトル版を買って飲んだものの、あの時のおいしさはどこにもありませんでした。
前のパッケージは本場で飲んでいる雰囲気。そう、雰囲気を楽しんでいたのです。素晴らしいデザインだと思う。

コンセプトも含め、パッケージデザインにはすごい力があるのだと感じさせてくれたのは、このキリンビバレッジの「聞茶」(とリニューアル版)のおかげかなと思うぐらい、私の中では大きな出来事でした。

ちなみに聞茶は中国でも発売されているらしく、低糖と無糖の二種類があるそうです。
サントリー烏龍茶なども売ってらしい。これも低糖と無糖の二種類があり、低糖の方を飲むと罰ゲームかと思う程違和感だそうです。

パッケージ議論は海外のパッケージなども興味深いので、また投稿したいです。
では今日はこの辺で!
# by jinjinjr | 2009-05-10 04:58 | canon






2003年の本ですが、最近読んだのでレビューを書きます。
出てくるのは、祖父江慎/角田純一/グルーヴィジョンズ/クラフト・エヴィング商會

4人(社)だけですが、ジャンルが違うので一冊読むとお得感があります。
僕はクラフト・エヴィング商會を知ったのが、一番大きな衝撃でした。


ハッとした言葉とか

◉祖父江慎さん

・優等生のアイデアを思い浮かべたら、次は、「まさか、これはダメだよね」っていう劣等生アイデアを描きます。


・自分らしいデザイン」が確立しちゃったら、自分がデザインの本質からはずれたんだと警戒すべきなんです。


◉角田純一さん

・過去のデザインはインプットされる。でもそれ以外の物を逆に見なくなってしまうので、そうじゃない方がいいと思うんです。
その人の人生はその人しか経験してないし、それは絶対的な事。
「なるべくデザイン本とか見ないで、他の物を見た方がいいよ」

・どっちにするか迷ったとき、すぎにいいと思った方を選ぶな。
すぐに「いい」判断できるものって、たいていすでにある物と似てるんですよ。


◉グルーヴィジョンズ

・最初はいろいろ塗ったりしているんだけど、どんどん省いていくんです。
その作業はものすごく比重が高い。


◉クラフト・エヴィング商會


・自分の隣にいる人がおもしろくないと言うのなら、向こう側にいる人たちもおもしろくないだろうな

・長い時間を描けて作るのが好きじゃないんです。
どんどんアイデアが古くなるので、思いついた物をどんどん出していって、だから、ボツになるのもたくさんあります。


--
最近はデザインの考え方についての本を良く読むようになりました。
よくといってもまだ10冊いかないくらい。

こういう本は、読む時々で気になる所が変わります。
前は読み流していた所がとても重要に感じたり、気になってた事が当たり前の正論にしか感じれなかったり。
ハッとした言葉が、自分の考え方とミックスされていきますね。


あと、クラフト・エヴィング商會は僕が卒制でやりたかった事の理想型みたいなのをやってはりました。
彼らの本を読みあさろうと思います。
# by jinjinjr | 2009-05-10 03:31 | taktak

展覧会ふたつ

今日昨日と展示会を見に行ったので、忘れないように書き留めておきます。


サントリーミュージアム
インシデンタル・アフェアーズ  うつろいゆく日常性の美学

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関西ではめずらしい現代アートの展示会ということで行って来ました。
展示計画はなかなか微妙でしたが、内容はとても好きです。



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宮島達男さんの『MEGA DEATH』

部屋中を埋め尽くした数字の照明がカウントダウンしていきます。
そしていきなり真っ暗になります。ほんとに真っ暗。
そして光のインスタは眼鏡を外すとおもしろいな、と気づきました。

繰り返す生と死の表現。
部屋が地球や宇宙に思えてきます。



写真ないけどいくつか紹介



榊原澄人さんの『浮桜』

一枚の映像に生まれてから死ぬまでを収めた映像作品
同じ生と死ですが、『MEGADEATH』とは対照的に思えました。
穏やかな色彩と緩やかなメロディーは、生も死もフラットに感じさせます。



横井七菜さんのドローイング

近づかないと見えないような細い鉛筆の線が、とても綺麗でした。
ほんとに、20センチくらい近づかないと、何も描いてないように見えた。
この繊細な線は印刷や写真では再現できないんだろうな。


そしてグチ
展示計画の微妙な点
・作品の間隔が狭い
・暗い空間展示で足音が響いてなんか気が散る
・音声ガイドが微妙



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PANTALOON
森太三展 「世界の果て」



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すっかりさびれてしまった中津商店街の裏側にひっそりと建っています。

上の写真は何もない普段の状態です。
手すりもない吹き抜けや、急な階段など、なかなかおもしろい空間です。

古い家屋を改造しているそうですが、京都の町家を改築したものとはまた違った印象です。


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2階の床を全て写真のような石膏で埋め尽くしてあります。

意外と座りごこちもいいです。
適度なカーブがいいのかな。
汚れない自然の中にいるような不思議な感覚。


視覚と触覚で楽しめる空間展示でした。


5月3日になくなってしまうので、明日も寄ってこうかな、と思いました。
# by jinjinjr | 2009-05-01 03:15 | taktak